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ギャラリー&インテリア 美卯 〜つれづれに〜

乾電池を安全に使うために

[ 2021-06-27 14:05 ]

ビックリ⁉するほど早く梅雨入りした割にあまり雨の降らない東海地方より美卯オーナーです。

緊急事態宣言が解除され、お陰様で少しずつ街に人が戻ってきてホッと胸をなでおろしておりますが、
オリパラといいこれからが正念場なのかなと心を引き締める毎日です。

さて、緊急事態宣言の中ステイホームが長くなる中お家の整理や住まい方の見直しをなさった方も多いかと思います。
私は暮らしの中の安全について少々点検してみました。

その中で以前から気になっていた一つは現代生活に欠かせない乾電池の保管と捨て方。
乾電池が住宅の火災原因にもなっていると知り、今回少しまとめてみました。

1.保管・使用
液漏れについてー
日頃よく使うテレビのコントローラーなどはまだよいのですが、懐中電灯など防災目的が主で使用品度が低い製品に
乾電池が入れっぱなしになっていると乾電池から液漏れや膨張がおきていざというときに使えないことがあります。
こういった製品はいざというときに確実に使用できるよう定期的に乾電池の点検を行うか、乾電池を外してセットにして保管した方が良いようです。

また液漏れしていた場合は決して素手で触らないようにしてください。アルカリ電池、マンガン電池どちらにしても刺激性が強く人体に有害です。
ゴムかビニール手袋に保護メガネやマスクを着用して電池を機器からはずして袋に密閉してお住いの地域の決まりに従って廃棄してください。

電池が機器から外しにくい場合はマイナスドライバーなどを使い、液漏れした部分は水で濡らしたティッシュや綿棒などできれいにふき取りあとは乾拭きして下さい。錆があればこれも落としておいて下さい。

液漏れは電池が長く放置されていたり、新しい電池と古い電池を混ぜて使ったり、種類の異なる電池を使うと起きます。
未使用であってもおきますし、高温多湿な環境に置かれていてもおきますのでご注意ください。

万が一液漏れに触れてしまった場合時間の経過とともに薬品による火傷を負ってしまうのですぐに流水で洗い流してください
特に目に入った場合はこすらずに直ちに水で洗い流し、症状によっては医療機関を受診を。

発火の危険性ー
電池を交換する場合発火の危険性があるので電池をキズつけないように交換してください。またキズ、外装のめくれがある電池は使わないで下さい。

電池をむき出しのままで複数まとめて保管するとプラス極とマイナス極が繋がってショート、発火する可能性があります。使用する直前まで外装をはずさないか、電極が触れ合わない絶縁できるケースへ入れて保管してください。

液漏れと同様に異なる仕様、種類、銘柄の電池や古い電池と新しい電池を混合して使用すると電池の容量の違いにより発熱、破裂、発火の危険性があります。

2.廃棄の方法
電池を廃棄する際は必ずプラス極とマイナス極をビニールテープで絶縁した上でお住いの地域の決まりに従って廃棄して下さい。


余りにも身近にあって安全を疑わない方も多い乾電池ですが、今回捨てるまできちんと管理しなければならないことがわかりました。

思わぬ災害に遭遇しないために日々の暮らし中で時々に機会を持って点検検証していくことが大切ですね。
また何か気づきがありましたら調べてご提供できたらと思います。

 

 

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