日日のクラフト MIU 美卯 松本民芸家具・世界の民芸・雑貨
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ギャラリー&インテリア 美卯 〜つれづれに〜

ちょっとご無沙汰しております(^^ゞ

[ 2018-10-08 15:48 ]

真っ青な秋空に旅心が揺れる美卯オーナーです。お久しぶりぶり―。
9月はブログの更新が一度もなかったですね(-_-;)スミマセン。
9月前半は結構忙しくして、ブログに書きたいことも沢山あるのですが、
夏頃からの体調不良が一気にぶり返して主治医も\(◎o◎)/!の9月でした。

これからボツボツ面白かったことを書いていけたらと思います。

その第一弾は『木曽川鵜飼』
犬山城下を流れる木曽川で行われている鵜飼をはじめて船に乗って観てきました。
子どもの頃にぎふ長良川鵜飼いに行ったことはあるのですが、あまり印象に残っていません。
今回は知人友人で船を貸し切って宴会をしながらという事も楽しみに参加☺


初秋の風に吹かれながら1300年もの歴史を誇る古代漁法を篝火の灯りをたよりに眺めるのはとても風情があって楽しめ、
正に川合玉堂が描いた絵画の世界が目の前に展開されていきました。

この伝統ある木曽川鵜飼もご多分にもれず存続の危機にあると聴きました。
人と自然の協働と言えるこの美しい光景が永く伝えられることを願ってやみません。


ご興味のある方は↓をご覧ください。
https://www.furusato-tax.jp/gcf/88

 

天災と人災\(◎o◎)/!

[ 2018-08-26 14:27 ]

台風一過、戻ってきた猛暑にかな~り負けております、美卯オーナーです。

このところ\(◎o◎)/!するようなことが2件ありました。

ひとつは8月23日段階の台風19号と20号の進路予想図で25日9時の予報円が一部重なっていたこと―。
2つの台風が合体する現象があると聴いていたので、もしかしたらと、不謹慎にもその自然現象がみられることを期待してしまいました^^;

そしてもう一件は人的な災害のようなもの。
迷惑メールが先週初めに大量に送られてきて\(◎o◎)/!
なんと一日で640通中送られ、そのうち604通が海外からの迷惑メールでした。
殆どが英語ですが、中にはロシア語があり、中国からのモノも(-_-;)

特に目を引いたのは同じ件名(Med~)で発信元が異なるものがたて続けに数百通も!!!
迷惑メール設定で自動的に選別されますが、余りにも数が多いのでそれなりに処理するのに時間が取られました。

そして翌日も9割近くが迷惑メール。
その傾向は続いていて、今日は週末のせいか届くメール自体が少な目ですが、それでも9割近くが迷惑メールです。

改善したくても仕事用のメールアドレスは簡単には変更できず困ります。
今回のように同じ件名が同時に並ぶなど迷惑メールとわかり易いものはいいのですが、「Re~」といった巧妙な件名でくるなどどんどん手口が巧妙になってきて困ります。
文明の利器による便利さは危険と隣り合わせ、常に安全情報に目を配らなければいけないようですね(-_-;)

 

「健康で、無駄がなく、真面目で、威張らない」

[ 2018-08-20 16:23 ]

連日の炎暑が嘘のように落ち着いているこの数日、このまま穏やかな秋になって欲しいものですね、美卯オーナーです。


民藝を表すのに「用の美」という言葉がよく用いられますが、この言葉にはさらに説明が必要になってしまいます。

聴いた方がそのまま理解できるのは倉敷民藝館の元館長・外村吉之介(とのむらきちのすけ)が民藝の精神を説いた

健康で、無駄がなく真面目で、威張らない

という言葉ではないでしょうか。

外村先生は民藝の手仕事はこの精神の元になされるとされましたが、民藝と共に歩む人の生き方も示唆されているように思います。

日々の中でついつい自分という器の中を自我で一杯にして傲慢になりがちな私には「真面目で威張らない」という言葉が心に深く落ちてきます。

民藝の手仕事から生まれた品々を日常に使うことを通じて、日々我を省み毎日を謙虚に過ごしていきたいものです。

自由研究(^^ゞ

[ 2018-08-19 17:48 ]

夏が~過ぎ~♪ようとしています、少なくとも暦の上ではね、美卯オーナーです。

そろそろ子どもたちも夏休みは総仕上げの頃合いです。
今時は宿題も9月に提出ではなく、出校日毎に提出物の締め切りがあるのだとか―。
私はギリギリまでやらない生徒だったので夏休みの最後はいつも悲惨でした(-_-;)

特に苦手だったのは今でいう自由研究(-_-;)
私の頃、地元公立では「発明工夫展」なるものに出品する作品の製作がお題でしたが、理系でない自分にはとてもハードルが高かった!!!(怨)

我が親も苦手だったのか忙しいからなのか、この課題は全く手伝ってくれなかったようで、小学校6年間どうやってこの課題を切り抜けたのか・・・今では定かではありません・・・。
毎年夏の終わりにはこの年齢になってもこの時の気持ちが蘇ってきます(^^ゞ

そんな子どもの頃を思い出しながらちょっと自然観察を一つ―。
地元で朝食のモーニングサービスを頂く喫茶店にはよく変わったお花などが飾られていて面白いのですが、
先日そこに飾られていた“蒲の穂”に興味がひかれました。

蒲の穂といえば思い出されるのは出雲神話の『因幡の白兎』。
話を要約すると、小ずるい白ウサギが悪さをしてその報いに重い皮膚炎になるのですがそれを助けたのが大国主命。
うさぎに「真水で傷を洗い蒲の穂を集めて中をまき散らしてその上に転がれば皮膚は元通りに治癒する」と治療方法を教えます。

うさぎ年生まれのせいか昔からこの神話が好きです。
ただ今回蒲の穂の実物を見てどのように治療に使われたのか不思議で興味津々。

―だったら蒲の穂を観察してみよう・・・と一本分けて頂いてきました。
頂くときにお店のご主人からは「絶対家の中で折ってはダメ!」というメッセージ。

では~と帰宅して小庭で割ってみたら・・・

蒲の穂は・・・たった一本だったのに!!!
辺りを信じられない量の綿毛が溢れるように飛び舞いはじめたのです\(◎o◎)/!

穂の中身の余りの密度に恐れ入り!中は全て綿毛!
あっという間に手の中から全て霧散して何もなくなってしまいました!

観察結果―
この綿毛にはどういった治療成分がふくまれているか不明であるが、フカフカで気持ち良さげだという事が解明された(^^ゞ

さ~て、ご近所につい振り撒いてしまった綿毛は蒲の種ということになりますが、
来年この辺りで蒲の穂を見掛けることがあれば、もしかしたら、もしかするかもしれませんね―^^;


 

 

 

あの子はどこへー

[ 2018-08-11 16:39 ]

今日もまた35℃超える猛暑に加え真夏だというに乾燥注意報発令されるカラッカラの尾張国一宮より、美卯オーナーです。

 

8月に入ってから太平洋戦争に関連した番組がみられるようになりました。

その中で注目したのは戦後に親を失った子供がどう生き、今どうしているかというドキュメンタリーです。

驚いたのは私の両親と余りと年齢の変わらない方たちも空襲で家族と家を失い戦災孤児として扱われ、戦争を生き残ったものの護ってくれるどころか大人から動物のような扱いや搾取され、多くの孤児が亡くなったという事実です。

これまでの戦後特集ではあまり子どもたちの視点で描かれることがなく、終戦後の記録映像で戦災孤児が映るたびにこの子はその後どうなったのだろうか?と気になっていました。

私の両親は軍隊に入隊したり、集団学童疎開で家族と離れたりしていましたが、幸い帰る家と家族があったので苦労をしつつも平穏な戦後昭和時代を生きることができました。でもあのまま戦争が続いていればそうはいかない紙一重だった、だからこそ、戦災孤児たちの戦後を知って心が痛みます。

そして昨夜深夜の時間帯にNHK総合で再放送された「父を捜して~日系オランダ人 終わらない戦争~」(2017年製作)は戦争がその時代のみならず終わった後も多くの人々を傷つけ続ける事を伝えていました。

戦前インドネシアは300年間オランダの植民地であり、そこには多くのオランダ系(インドネシア人との混血)住民がいました。日本がインドネシア占領後にそういった人々は捕虜となり過酷な労働を強制され、日本はオランダ系の人々に深い恨みを買うことになります。そんな経緯が尾を引いて現代でもオランダ人は親日的ではないようです。

そんな戦時下に日本人の軍属とオランダ系の女性の間に生まれた子どもたちがいましたが、終戦後父親たちは日本へ強制送還され、また取り残された子どもたちも戦後インドネシアがオランダから独立したためにオランダ系の母親とその家族と共にオランダへ送還。そのため父と子たちはお互いの安否を確認する術を失いました。

オランダで子どもたちは日本人の血を引いているということで家族から差別され孤立したり、暴力を振るわれたりして厳しい生育環境に置かれます。オランダ系の人々は自分たちを暴力で支配した日本人を許せず、その怒りの矛先を子どもたちに向けたのです。

元孤児の中には50歳近くになるまで自分には日本人の父親がいる事すら知らされず、その暴力の理由がわからずPTSDに長年苦しんだり、、、。自分の父親が日本人であることを知ってはじめて自分に向けられた暴力の意味と原因を知ったのです。

改めて『暴力』とはおそろしいものだとー。
戦争という巨大な暴力が家庭や個人の生活の中にも入り込み仲睦まじい家族や人々の絆や人生を壊していくー。
しかもそういった暴力は最初に暴力を受けた人から常に更に立場の弱い小さい者たちへ向い連鎖する事、この憎しみの連鎖は勇気をもって断ち切る人がいなければ更に次の世代へ連鎖し続けていくという事実。

終戦73年経った今も戦争の産んだ暴力の連鎖との戦いは続いているのです。

今年も終戦の日がやってきます。おおくの御魂が安らかなることを改めてお祈りしたいと思います。

 


 

お部屋の緊急暑さ対策に

[ 2018-07-27 17:15 ]

我が街では一宮七夕まつり開催中―。お祭りのお手伝いに汗を流しております、美卯オーナーです。
台風12号の進路が気になりますが、大過なく通り過ぎてくれることを祈っております。

さて、今日は連日の異常な暑さでエアコンの効きも今一つという方へ緊急のご提案です。

写真のシートは冬にホットカーペットやこたつの熱を逃がさないために床に敷いて使いますが、この断熱の原理を利用して窓からの熱の侵入を弱めることが出来ます。

使い方は簡単、光る面を外側にして窓に張り付けて下さい。部屋は暗くなってしまいますが、結構な断熱力があり、すぐに体感温度の差に気が付かれると思います。

あくまでも緊急対応なのでメンディングテープのような取り外しが簡単なテープなどで留めて下さいネ。
アルミ断熱シートは百円ショップで手軽に買え、とても軽くてご希望のサイズにカットするなど加工も容易です。

遮熱カーテンに取り換えるなどの暑さ対策がすぐに出来ない方に補助的なレベルですが暑さ対策としてお勧めします。

注:道路に面しているなど光の反射が問題になる場所では使用しないでください。)

 

 

炎暑にてー

[ 2018-07-23 17:03 ]

連日熱波の襲来で干からび気味の尾張一宮より、お久しぶりです美卯オーナーです。


この度の西日本大水害で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

そしてそれに追い打ちをかけるようなこの連日の酷暑!!!
先日被災地まで泥かきなどのボランティアへ行かれた方のお話を聴く機会がありましたが、暑さのために15分作業しては15分休憩という過酷さをお聴きして思わず絶句してしまいました、、、。
被災地の皆様とボランティアの皆様の体調が気懸かりでなりません。一日も早いライフラインの完全復旧と生活の復興を願うばかりです。

そしてこの暑さは私にも思わぬ事を引き起こしてくれました。
先々週、梅雨明けしたばかりで急激に眩しく暑くなった日の昼下がり、所要からの帰りに信号待ちをしていたところ、
後ろから走ってきた宅配バンに追突されてしまいました、、、(-_-;)

お蔭様で私に外傷はなく(愛車は入院しましたが―)一応大丈夫?、、、かな?
ですが、今までなかった頸椎の異常感が時々あるのでしばらくは治療とリハビリが必要なようです。

今だ終わる気配のないこの異常な暑さは正常な判断力を奪うので熱中症のみならず、自動車運転の際は皆様くれぐれもご用心くださいませ。
自戒を込めて―。


 

あなたはアームレス派?それとも・・・

[ 2018-06-30 15:55 ]

気が付けば2018年も折り返し地点!!!あっという間の半年間でしたね。
関東では観測史上初の6月の梅雨明けとか?自然界も人間界も荒々しく事柄がてんこ盛りでフォローしきれない、お久しぶり美卯オーナーです(-_-;)

さて、 美卯一番のお勧めアイテムは松本民芸家具の手仕事で作られた椅子の数々ですが、デザインはじめサイズなどお使いになる方のライフスタイルにあった椅子をお客様とお話しながらアドバイスさせて頂いています。

私はお客様にお勧めする際には現在の椅子の使い方のみならず、数十年後のライフスタイルを見通してご提案します。
なぜなら、松本民芸家具の椅子は「一生ものの椅子」だからです。

丈夫で飽きのこないデザインの松本民芸家具は一度ご購入されれば、お使いになる方、ご家族ととても長いお付き合いになります。ですから若人から年齢を重ねられた方も快適にお使いになれるようご一緒に考えたいと思います。

そこでまず一番簡単なポイントとして、腕を置くアーム付とアームのない椅子、どちらを選びますか?という事。
(写真左#72リーチ型チェア  写真右#85リーチ型アームチェア アーム有無の類似型製品有)

一般にダイニングチェアなどは立ち座りが多いためアームレス椅子の方が立ち座りに邪魔にならないからと選ばれます。
それはそれでよいのですが、年を重ねご高齢になるとアームが付いていた方が支えとなって立ち座りが安全になります。

勿論お使いになる方の用途やお好みでお気に入りの一脚をお選び下さい。何よりも大切なのは愛着の持てる椅子をお選び頂けることです。

住宅の欧風化と共に椅子は日本人の生活になくてはならない“伴”となりました。
人生の良き伴侶としてのあなただけの椅子を見つけに美卯へご来店お待ちしております。

糸 ねこ 写真二人展

[ 2018-06-16 14:04 ]

気が付けば6月も折り返し地点を過ぎました、梅雨時の寒暖差に喉をやられた美卯オーナーです(^^ゞ


今朝一番に我が写真の師匠である末松グニエ文さんと小森正孝さんの写真二人展へ(会場一宮市三岸節子記念美術館)。
末松さんは地元の繊維産業、特にションヘル織機というとても繊細で美しい織物を織る織機や紡績を長年取材されている写真家です。
小森正孝さんは猫を追って日本中を旅する写真家で、末松さんと小森さんは学校の同級生とか。

糸(繊維)とニャンコという異色の組み合わせの写真展ですが、どちらもとても見応えがあります。

私たちは織物と言っても完成品の美しい洋服や布しか普段見ることがありませんが、末松さんの作品からは作り手がどの様な人となりであり、どの様な場からその美しさが生み出されてくるのか、その“現場”を感じることができます。


小森さんは今日初めてお会いしたのですが、作品から感じられる温かな猫たちへの眼差しそのままの優しくユーモアのある方です。美しい自然の中で野性を失わず伸び伸びと生きている猫の姿にとても癒されました。
会場には猫と同じポーズをとって写真を撮ろうというコーナーもあって楽しい企画になっています。
↓はわざわざ小森さんご本人ががポーズをとってくれました☺

展覧会は明日17日(日)15時までー
お急ぎ下さいませ!

松本民芸家具ラインナップ掲載しました。

[ 2018-05-28 16:37 ]

心地よい五月からしっとり梅雨の六月へ、季節が移りますね、美卯オーナーです。



さて、松本民芸家具には2000ほどのアイテムがラインアップされていますが、
その中で選りすぐりの代表的な製品をこの度美卯のHPに掲載いたしました。
椅子からテーブル、食器棚をはじめとする箱ものなど、多彩な美しい松本民芸家具の
数々をまずはホームページでお楽しみ下さい。
http://www.miu138.jp/lineup/lineup_category/matsumin/

掲載された他にも豊富なデザイン、サイズがございます。

また、これらの家具を基本にしてお客様オリジナルの松本民芸家具をお造りすることができます。
美卯のインテリアコーディネーターがデザインのお手伝いをいたしますのでお気軽にお問合せ下さい。

勿論、美卯へご来店いただいて松本民芸家具の材質、品質、技術をご自身の五感で体感して頂きたいと存じますので
皆様のご来店をお待ちしております。

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